■2009.08
日めくり 2009年08月(平成21年) ◄►
2009.08.01 これから夏本番
さて、「はちがつ」と文字をケータイに打って変換を押し、候補を見る。
「晩夏の候」「暮夏の候」「残夏の候」「向秋の候」「残暑の折」
「残炎の折」「秋暑の折」。
冷夏との話もあるが、カレンダーがめくれた途端にこんな文はとても書けない。
「暑い日が続きますが」「熱帯夜が続きますが」「土用明けの暑さ、一段と」。
このあたりが妥当か。
それが立秋、お盆を過ぎたあたりからは、
「朝夕は涼風が立ち始め」「虫の音にも秋の気配が」「雲の形もすっかり秋めいて」。
立秋から以降を秋の便りとする暦こそ性急な気がしないでもないが、
例えば「エルニーニョの余波とゲリラ豪雨が懸念される折、いかがお過ごしでしょうか」
なんて、そのものをついてしまうとギャグめいてくる。
現実とは神々が与えた洒落なのか。
2009.08.02 駅前演説
最寄り駅は私鉄2社が乗り入れる小さなターミナルになっているので、
連日、入れ替わるように選挙の候補者が駅前で演説をやっている。
公示は18日だが、早くも舌戦たけなわといったところだろうか。
ご苦労にも候補者は早朝のラジオ体操を駆け回り、夜の盆踊りを駆け回る。
こんなことをいう私はいかにも「浮動票層」なのだろうが、
正直、週末休の朝だけは大人しくしてもらいたいと切に思う。
2009.08.03 宿題
「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」
今まで、仕事、遊びの区別なく、こういうものから一切逃れられたことがない。
ところが「それ、今やることじゃないだろ」という奴にあっさり手を出してしまう。
なぜ手を出してしまうのかといえば、宿題にされていないから楽しいのだと思う。
あるいは、いよいよ追い詰められられるまでの時間稼ぎではないかとも思えてくる。
にっちもさっちも行かなくなったときの爆発力には自信はある。
これがそもそも大間違いの元なのだが。
2009.08.04 表参道
青山での講習会が終了し、NO RETURNの許可が出た午後3時半。
うだる暑さに、さっそく一杯やろうかとなって表参道から明治神宮まで歩く。
奇抜なファッションを競う女の子たちが溢れる街で、なかなかビールにありつけない。
酒場はあっても、この時間は殆どが準備中で、飲むとなるとファミレスぐらい。
結局、原宿駅から新宿まで行く方が簡単だということになった。
言い方は悪いが、夏休みで集まったガキどもが騒いでいる街はうんざりだ。
2009.08.05 一杯のビールのために
約束があり、仕事を終えてから時間調整のため薄暮の雑司が谷界隈を歩く。
雑司が谷墓地では耳をつんざくようなあぶら蝉とつくつくほうしの鳴き声。
ここは夏目漱石『こころ』で“先生”が散歩の日課にしていた場所。
木造の住宅と小路が入り組んだ街並みの真横をゆっくりと路面電車が行き交う。
戦前の東京の風景ってこんな感じだったのだろうと思いながらも、
振り向けば、すぐそこに60階の池袋サンシャインがそびえ立つ。
東京って街はそこそこに面白い。
2009.08.06 だるま会
業界の仲間が集まって飲み交わす「だるま会」に2年ぶりくらいに出た。
七転び八起きという意味も込めつつ、駅前の居酒屋だるまで行うから「だるま会」。
「だるま会」の幹事だった37歳のT君がクモ膜下で急死されたことは聞いていた。
改めて不摂生者ばかりの業界にあって、一寸先には何が起こるかわからない怖さを知る。
今週は飲み会続きだが、週末も間違いなく飲むことになる。
気をつけなければと思うのだが、気をつけながら飲む酒が楽しいのかとなると難しい。
2009.08.07 西へ
「こだま」の格安プランは各駅の停車時間が長く、
「のぞみ」がもの凄いスピードで通過していく。
三島を過ぎたあたりから怪しくなり、気がついたら車窓に浜名湖。
掛川や浜松は記憶になく、豊橋は憶えているが、三河安城、名古屋も飛んでいた。
新大阪から阪神電車で出屋敷まで、買い込んだ缶チューハイを開ける。
サンテレビのオマリーのコマーシャル「阪神電車ガ一番ヤ!」のCM。
関西に来たことをそこで実感した。
2009.08.08 栄冠は君に輝く
寝ぼけ眼でテレビをつけると、東京の各スポーツ紙の一面を紹介。
ほぼ全紙が横並びで「酒井法子・逮捕へ!」という見出し。
チェックアウトして、駅の売店を覗いたらタマげた。
殆どのスポーツ紙が「能見!」「能見!」「新井!」「能見!」
うーん、関西のスポーツ紙は凄まじい…。
と、こんなことを書いているスペースはない。
甲子園では高校生が行進している姿に琴線を刺激され、
虎友たちと広島の新球場を堪能。そして金本知憲がオーナーの店で2時過ぎまで。
あまりにも密度な濃い一日にどうまとめてよいやらわからん。
2009.08.09 退役
そぼ降る雨の中、市電で宇品港まで行き、フェリーで江田島に渡る。
海軍兵学校の資料館ではツレに隠れて密かに泣かせてもらった。
そうするうちに、もうひとりの大阪の虎友も広島に来るとのメール。
途中で落ち合い、一緒に旧市民球場のスタンドを見学する。
すべての看板が取り外されたガランとしたフィールド。
やはり小さい。あらゆるものが老朽化し、まるで退役軍人のような佇まい。
翻って新球場。ピチピチに輝いて、「愛してね」とアピールしているようだ。
タイガースは連敗。勝とうが勝つまいが変わらぬテンションの飲み会で3時半。
いつまで現役でこういう旅を続けられるのだろうか。
2009.08.10 断念
週間天気予報はもとより、3日前の予報でも雨の心配はいらなかったはず。
ところが台風9号が前触れなく現れ、湿った空気が四国、中国地方を直撃。
当初の予定では尾道に途中下車するつもりだったが、断念。
次回に課題を残して終るのが旅人の心得なのさ、と嘯きながら、
広島から新横浜までの3時間半を一気に東へと帰る。
タイガースはだめで、カープは憎たらしかったが、広島は最高だった。
2009.08.11 すれすれ
各所で被害が出ている中で、あまり能天気なことを書くのもどうかと思うが、
今回の旅を振り返り、もし日程が一日ずれていたとしたらどうなったことか。
まず甲子園の開会式は雨で中止。集中豪雨の被害が兵庫、岡山と伝えられる中、
不安な面持ちで広島入りし、江田島の海軍兵学校も断念していたのではないか。
そして今日の地震。新幹線は大幅に運休し、へとへとになって帰路に着いたはずだ。
幸運だったとは書きにくいが、正直言って間一髪だった。
それにしても今朝の地震で今住むアパートがいかに安普請であることがわかった。
2009.08.12 太る
高脂血症の検診を受ける。体重がドカッと増えていた。
大抵、旅の後はこうなる。とにかく旅先で食べるものは常に旨い。だから喰う。
よく、酒を飲むとき、肴やつまみを必要としない人がいる。
いや必要としないのではなく、食べられなくなるのだという。
私は酒の席ではなおさら食う。おそらく本物の酒飲みではないのだろう。
2009.08.13 ぐらり
お盆休みの初日は地震で起こされた。
今回は八丈島か。ならば一昨日の余震ではない。
それにしても「このたびの地震は東海地震ではありません」というニュース。
東海地震という、まだ起こってもいない地震が規定路線のようにいわれているが、
何でもマグニュード8以上で、30年以内に起こる確率が90%近くで、
想定される死者の数が1万人弱だとか。
開発にしろ自然保護にしろ、我々人間は将来展望のベクトルに従って生きている。
さらにいえば、国家たるもの国民の生命安全のため機能している前提がある。
これは常識だ。そういう「常識」に対して、
簡単に「一万人が死ぬ」という規定路線が敷かれていることの不思議。
そこには、人知の及ばぬ天命には抗えないという、根源的な諦めがあるのだろうか。
2009.08.14 帰省
今の住処からおよそ45分で到着する里帰り。
例によって母親の買い物に運転手として付き合ったあと、
懐メロ番組などを見ながら晩飯をともにする。
いつものナンバー。「蘇州夜曲」「憧れのハワイ航路」「お富さん」は三種の神器か。
余ったご飯をおにぎりにしてもらい夜道を最寄り駅まで歩く。
街中に「祝・甲子園出場!横浜隼人高校」の幟があちらこちらに。
商店街にもビラが貼られ、駅構内には必勝祈願の絵馬まで飾ってあった。
二年生のスマイル今岡君は、次はいよいよ超高校級の花巻東・菊池投手と対決する。
電車がホームに入ってくるとベスターズのユニを着た親子がぐったりとしていた。
そっと携帯で浜スタの結果を確認するとカープに3−12と大敗。
ここで笑うと明日のドームでエラい目に遭いそうなので、グッと堪えた帰省の夜だった。
2009.08.15 二次会
試合観戦中に友人からメールがあり、試合終了後に飲み会をやるとのこと。
基本的に集団応援というのは苦手なので、普段はその輪に入ることはないのだが、
ひとり観戦だった者が、外野スタンドのテンションの中に混ざってしまったのは失敗。
私が知らない内輪ウケの大騒ぎの中で、完全に取り残されてしまう。
とにかく、つまらなそうな顔で座を白けさすわけにもいかないのが苦しい。
ノリノリの宴会が齢とともに出来なくなっていくのは、とても寂しい話ではあるが。
2009.08.16 好き勝手
行き帰りの電車では家族サービスに勤しむ若いお父さんたちを多くも見かけた。
こちとら、まさにチョンガー道を驀進しているような一日。
好きなタイガースの試合を観て、お気に入りのネット掲示板に書き込み、
そして明け方まで長電話。
好き勝手をしているしっぺ返しは必ず来る。それはわかっている。
わかっているからこそ、なおさらこんな一日を過ごしてしまう。
さてさて、この綱引きはいつまで続くことだろうか。
2009.08.17 夏休みが終った…
休暇の直後に夏休み。これだけ大らかな時間を貰う夏休みなど初めてではなかったか。
職場が変わればこういうこともあるわけだ。
休み中、まったく仕事のことは考えなかった。
まあ、もともと今までが今までだったとしかいいようがない。
それでも最後の日になれば「あと一日欲しい」と思うのは今まで通りか。
さて、高校野球は4試合ともすべてが面白かった。
キャッチコピーではないが「夏の宝物」なのかも。
2009.08.18 選挙公示
いよいよ選挙戦の幕が切って落とされた。
まず昨日の記者クラブ主催での党首討論。
鳩山由紀夫の方が麻生太郎よりも質問が多かったのには笑ってしまった。
それにしても民主党の日の丸切り貼り事件。
おそらく思想や理念ではなく、間に合わせのための苦肉の策だったのだろう。
単なるボーンヘッドだったとしても、あとさき考えずにやってしまう神経がすごい。
こういう間抜けがいる限り、日本の政治は三流だといわれ続けるのだ。
2009.08.19 インフル再び
春先にあれだけ新型インフルでマスコミも騒然となっていたのだが、
いつまでも同じニュースの話題が続くわけもなく、我々も食傷気味になっていて、
例えば球場のジェット風船が再開されたあたりから、もういいやという気分になった。
どうせ秋以降にまた問題になるのだから、今は夏を謳歌しとこうという雰囲気か。
ところが今月になって高校球児や日本ハムの選手が集団感染。
続けて3人の死者が出る。
決してウィルスが再び猛威を奮い始めたのではなく、ずっと継続していたのだ。
それでもまだニュースのトップは総選挙に集中しているのだが、
噂話がヒステリックに流布され、マスコミが不安を煽り立てる状況より、
こうしてインパクトのあるニュースがぶつ切りで入ってきても、
どこか冷めている感じが怖い。
…今年の冬は洒落にならない事態が起こりそうな予感がする。
2009.08.20 ダブルトラブル
仕事が終わるまで神宮球場に行こうか迷っていた。
到着する頃には1回の表裏は終っているだろう。
あらかじめプレイボールには間に合わないというのが迷いの元ではある。
両投手の立ち上がりの出来不出来はやはり見ておきたいからだ。
ところが有楽町線が車両故障で電車が動かない。渋谷到着が40分遅れる。
ははぁ、これは「球場に行くな」というお告げかと諦めることにした。
ところが、あろうことか半蔵門線も車両故障で不通。渋谷のホームがごった返している。
もしや、このまま銀座線で「球場へ行け」というお告げなのかと思いながら、
携帯電話で試合掲示板をチェック。3回裏でT9−0YS。
迷わずに急行の運行が中止された超満員の車両に潜り込み、帰路へ。
しかしこんなこともあるものだ。
2009.08.21 夏休みボケ
この一週間は完全に夏休みボケが抜けなかった。
一日の大半で、目の前に布団さえあれば3分以内に寝られるだろうと状態が続く。
唯一、寝つけない時間帯が夜中の3時過ぎ。
そこで目を醒ましてしまうと、完全に日が昇っても眠ることが出来ない。
よって就業中は殆ど睡魔との激闘に終始する。
絶対に寝る訳にはいかない、本当につらい。
こういうときに内勤に向かないことがよくわかる。
外回りでのたかが10分程度の電車睡眠にどれだけ助けられてきたのだろうか。
2009.08.22 夏の夜空
東京と神奈川の境を流れる多摩川の花火大会は、
世田谷区と川崎市のそれぞれが至近距離で別々に打ち上げられる。
我々は神奈川側の土手に陣取るが、対岸の東京側の土手も見物客でごった返している。
基本的には共催みたいなものなので、花火のクオリティに差はつけていないのだろうが、
「隣の芝生は青い」の例えもあり、どうしても東京側の花火が豪華に思えてしまう。
他人を必要以上に羨むセコさは、もう性分みたいに身についているのだろうか。
などとぶつくさいいながら夏の夜空を彩る花火に感嘆していた。やはり風物詩はいい。
そして駅までの長い長い行列にうんざりしながら、
タイガースのサヨナラ勝ちを知らせるメールを貰って、思わずガッツポーズ。
悪くない夜だった。
2009.08.23 エース
新潟県勢が初の決勝進出の歓喜に酔いしれた数時間後に、
誰憚ることなく号泣する背番号1の姿があった。
超高校級という称号を一身に浴び、プロのスカウトも注視したエース。
ここまで泣きっぷりが見事だった甲子園のスターを久々に見た。
菊池雄星。将来のことよりも今ここに燃え尽きようとした男気に拍手。
2009.08.24 ありがとね
「どちらのチームも勝利者だ」 それは違う、勝者と敗者ははっきりさせるべきだ。
しかし9回裏のマウンドのため、ベンチ前で肩を慣らす日本文理の伊藤投手。
遥か右翼の守備位置から、交代した後輩の投球を見つめる中京大中京の堂林投手。
日本文理の選手たちのあきらめないのではなく、あきらめられないのだという面構え。
誰が作ったキャッチフレーズなのか知らないが、
「“夏”という名の宝物」。
開会式を観たこともあって、忘れなれない大会となった。
高校球児たちに「ありがとうね」のひと言を。
2009.08.25 嫌な感じ
選挙まであと5日。各党が駅前でマニフェストを配っているが、
さらに自民党は例の民主党の日の丸切り貼りを批判するパンフを配布している。
その内容たるや日教組への誹謗一辺倒で、ある意味、傾向野党そのものといった感じ。
個人的には民主党と日教組の関係は大いに気持ち悪いだが、自民のパンフも気持ち悪い。
さらに思わず笑ってしまったのは、日の丸切り貼りを伝えた先日の朝日新聞の記事。
「日の丸を上下につなぎ合わせてつくられた民主党旗を麻生首相が批判した問題で〜」
民主党が日の丸をつなぎ合わせたことより、それを批判する首相が問題だということか。
選挙がいよいよ胸突き八丁となると、嫌な感じの本音が見え隠れしてくる。
2009.08.26 大葉
職場の上司から大葉をどっさり戴いたのは有難いとしても、
素麺や冷奴の薬味だけではとても消化できない。
そこでネットのレシピを参考に大葉の肉炒めに挑戦。
ばら肉のスライスに醤油、みりん、白ワイン、片栗粉を漬け込んで手で揉んで、
フライパンでにんにくのスライスをオリーブ油で香りが出るまで炒めて、
下味をつけたばら肉を放り込み、肉が焼けたら椎茸に刻んだ大量の大葉を投げ込み、塩コショウで調整。
思ったより何倍も旨かったが、タダで戴いた大葉にどんだけ材料費を使ったものやら。
2009.08.27 サムギョプサル
西新宿の韓国料理屋にて三枚肉を食いながら、
そういえば昨日も大葉で肉をいっぱい食ったことを思い出す。
野菜不足はわかっているのだが、肉食の誘惑には逆らうことが出来ない。
先日、医者から「魚料理にシフトしなさい」といわれたものの、
例えば定食では、サバの塩焼き、味噌煮、今ならサンマ、あとはシャケ弁くらいか。
自宅で白身を買ってグリルで焼くのは何となく後片付けが面倒くさそう。
それにしても加齢によって肉が食いたくなくなるとはよく聞くが、
そういうものが私にはいつ訪れてくれるのだろう。
2009.08.28 祝杯
還暦を過ぎても猛者で聞こえる職場の上司が、
アトランタで開催された世界マスターズ柔道大会で金メダル二つを持って帰国(凄っ)
月の最終金曜は定例の会議&懇親会だが、途端に祝勝会に変更。
そうはいいつつ、気になるのが甲子園の巨人戦。
最後は個人的に何の祝勝会なのかわからなくなり、
お土産のジャックダニエルのボトルを握りながら
「改めて勝利を祝してカンパイ〜」と、ひとりグラスを飲み干した。
2009.08.29 ひとり番
職場でエアコンの移動工事があり、鍵の開け閉めと立会いのためにひとり出勤。
業者さんがせっせと作業する中で、ここぞとばかりディスクで一服やりながら、
午後2時には作業も終わり、こちらも帰ってもいいのだが、
久々に誰にもいない事務所の空気を謳歌。
こうなると普段やれないことを思いっきりやってみたいということで、
来客用の180cmある机にドテっと横たわってみる。
そしてそのまま午後8時過ぎまで眠ってしまった。
2009.08.30 負け過ぎ勝ち過ぎ
住民票を実家に置いたままなので、投票のため45分かけて帰省。
投票用紙を渡された直前まで誰にしようか迷っていた。
我が選挙区は自民が立っていないので、公明と民主の一騎打ち。
しかも民主は比例区との重複。もともと非常に面白みのない選挙区だった。
さらに中田宏のケツまくりによる横浜市長選挙も同時投票。
まあ投票前は個人的にモヤモヤした感じだったが、結果ははっきりと白黒ついた。
今回の総選挙でよくわかったこと、
この国の二大政党制は300議席があっち行ったりこっち行ったりするということか。
2009.08.31 台風接近
相米慎ニ監督作品『台風クラブ』ではないが、
台風が近づいてくる夕方は特別な気分になる。
まだギリギリで8月だというのに、午後2時過ぎには窓の外が暗くなっている。
この暗さが妙に気持ちをそわそわさせていく。
誰もが似たような気分になっているのか、そわそわ感が連帯していく感じ。
ネットで見る天気図とJR各線の運行状況。窓の外では降りしきる雨。
どうやら首都圏直撃は免れたようで、帰宅の電車にも支障はなかったが、
台風の当たり年となるのか。これから秋にかけてこんな日が続くのかもしれない。
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