■2012.06

日めくり 2012年06月(平成24年)         


2012.06.01 羽田発18時50分

千歳に到着し、街へ出た途端に冷んやりとした空気を感じる。
90分の夜間飛行は、この身を重い雲の鬱陶しい都会から北の大地へと運んでくれた。
行程は千歳-札幌-千歳に泊まり、実質三泊二日の旅となる。
「今夜はあいにくシングルが全部ふさがってまして」と北ホテルのフロント。
邪魔なんだよね、とても。
その、ひとり旅にはあてつけがましいふたつ枕に広いベッドと、
ガウンも浴室のタオルも歯ブラシもふたつづつ用意されているのが。


2012.06.02 登別・札幌、地獄めぐり

20代から30代にかけてよく全国のプロレス会場を飛び回った。
札幌、福岡、広島、大阪、神戸、名古屋、仙台から、
果てはニューヨーク、アトランタ、フロリダ、クリーブランド等々まで。
あの頃は観光などには目もくれず、ひたすらプロレスだけを追いかけていた。
またそれがストイックでカッコいいのだと思い込んでもいた。
今はそれが大間違いだったことがわかる。
その場所の空気を感じ、その土地の食べ物を味合わずして旅といえるのか。
だから目的はタイガース戦であっても、今は必ず観光とセットにしている。
早朝に苫小牧経由の東室蘭行き鈍行に飛び乗り、登別温泉へ。
観光というよりも「地獄谷」 「大正地獄」などを散策しながら見て回る。
周囲の岩盤からガスが噴出する様はまさに地獄という形容がぴったりで、
最後に温泉に浸かりながら荒涼たる地獄を巡り歩いた疲れを癒す。
湯船に身を沈めながら、まさか野球でも地獄に遭うとは思わなかった。


2012.06.03 旅行二日目

2泊目の宿は周辺をすすきのの歓楽街に囲まれたビジネスホテルだった。
ここも歌舞伎町みたいに浄化されてしまうと寂しいだろうなと思いつつ、
こういうエリアには気分がすっかり縁遠くなり、早々に宿へ。
朝から円山公園で北海道神宮、開拓神社に参拝し、円山球場を訪ねてみる。
札幌ドームが完成するまでは、地方遠征といえばこの円山球場だった。
知る限りこの球場でのタイガースは悲しいくらい圧倒的に弱かった。
そのまま札幌中央卸売市場までおよそ一時間近くかけて歩く。
登別地獄めぐりといい、旅に出るとつい体力以上に歩いてしまうが、
市場の場外で海鮮のおまかせ丼にウニ乗せイカソーメンで空腹を満たす。
エビとカニ抜きのおまかせ丼はやや見栄えが地味になってしまったが、
海の幸の活に舌鼓を打たずして何が北海道旅行なものかと思う。
そして札幌ドームでのタイガースも悲しいくらい地味に弱かった。


2012.06.04 面白くねぇ

千歳のホテルを6時過ぎに出て、そのまま飛行機で羽田に9時到着。
そのまま職場直行という、遊び好きのOLみたいなことをやってしまったが、
飛行機でも寝て、地下鉄でも寝て、帰りのロマンスカーでも寝て、
アパートに戻っても速攻で寝てしまった。何だかんだ疲れていたのだろう。
よくぞ仕事中に寝なかったものだ。
職場への土産は「白い恋人」は定番すぎるから買うなといわれていたので、
ちょっとウケ狙いで「黒い恋人」なる麦チョコの菓子を買ってきた。
一人2個づつ配ったところ、「黒星が二個だな」とあんまりなことをいわれた。
上手いこといったつもりだろうが、それは痛いというものだ。


2012.06.05 菊地直子、逮捕

あまりに見た目が変っていたので驚いた。相模原で男と住んでいたのだという。
男がプロポーズをしたら「結婚できない、私、菊地直子だから」と答えたという。
これから色々と話も出て来るだろうし、オウムのことゆえ不謹慎ではあるのだが、
ちょっとした男と女のドラマを感じてしまった。
日活ロマンポルノが健在ならば間違いなくこのネタに食いついていた筈だ。
神代辰巳が撮れば、離れがたき男女の関係をおもしろ悲しく描くだろうし、
田中登なら堕ちていく者同士の葛藤を観念的に捉えたに違いない。
犯罪ドラマとしてハードに仕上げるならば曽根中生か長谷部安春。
小沼勝ならば究極のラブストーリーにしてしまうのかも知れない。
などと馬鹿なことを考えていた。申し訳ない。
しかし、もし結婚を申し込んだ相手が指名手配犯だったとしたらどうするか。
犯人隠匿罪に問われようと、賞金1千万だろうと、自分は売らないだろうと思う。


2012.06.06 タイガース弱いな~

「杉内はすごいな~」と職場で話題になる。
「そりゃ凄いですよ、もともと。巨人あたりにはもったいない」と私。
「そういや昨日は阪神も勝ったな」
「阪神“も”って、何をエラそうに」
巨人ファンのおっちゃんたちとこんな会話をしつつ、
夜の10時頃にプロ野球の結果を見る。
何だよ惨敗してるわ、自分が観てなくても負けてるじゃん。
・・・いやいや、なにを一瞬「ほっ」とたんだか。


2012.06.07 シビリアン・コントロール

野田佳彦はまたも問責大臣を更迭することなく内閣改造でお茶を濁したか・・・。
などとぶつくさ思いながらも、前回とは事情が違うこともわかっている。
小沢一郎という一筋縄にはいかない憂いを身内に抱えながら、
是が非でも自民の協力を仰ぎ、増税への道筋をつけたい。そのための改造だ。
中でもメディアの耳目を引いたのが民間人である森本敏の防衛大臣起用だった。
そもそも一川保夫、田中直紀と続いた素人防衛大臣の悲惨さは目を覆うばかりで、
私などは、ようやっとまともな防衛大臣の就任かと大いに納得できたのだが、
一方で「シビリアン・コントロール(文民統制)の原則を外すな」と批判が飛び交う。
鳩山由紀夫も「選挙の洗礼を受けずして国防を任せるのか」と、例のごとしだ。
それにしても選挙の洗礼とは笑わしてくれる。
現行の民主党議員がAKB総選挙ほどの洗礼を浴びていたとでもいうのだろうか。


2012.06.08 総会&懇親会

裏方を務めるのはオモロない。
飯もイマイチ、酒もウマない。
金本の一発も見られんかった。
以上。


2012.06.09 だらだらと

大雨の中での甲子園の中継の頃には、梅雨前線は目の前まで迫っていた。
案の定、朝起きたら雨で、テレビをつけたら関東地方も梅雨入りだそうだ。
雨ともなると洗濯機を回す気にもなれないし、外出するのも鬱陶しい。
宅配のピザでも取るかと投げ込みのチラシを眺めながら、
そういえば冷凍ピザがあったことを思い出して、オーブンで焼く。
腹が満たされた途端に眠気がやってきて、結構、長い昼寝をやってしまう。
まだ旅行先から職場に直行した疲れがとれていなかったのだろう。
去年よりも二週間遅れての梅雨入りらしい。


2012.06.10 激痛

パソコンを打ちながら、椅子の位置をずらした途端に、
腰から背中にかけで電気のような激痛が走った。
あまりの痛さに呼吸も覚束ないほどで、やっとの思いで布団に倒れ込む。
激痛は5分ほどで収まった。神経を弄られた感じはヘルニアかもしれない。
しばらく痛みの余韻のまま、寝たままで野球中継を観ていたが、
あまりの試合に痛みがぶり返してきそうなのでチャンネルを変えた。
この激痛は30代のときに頻繁に起こっていたので久々ではある。
そろそろ愛染さんの「腰痛封じの石」の効用が切れたのかもしれない。
また大阪の勝鬘院を訪ねるとしようか。
・・・「まず病院へ行け」という声が聞こえてきそうだが。


2012.06.11 心斎橋通り魔事件

「死のうとしたが、死にきれなかったので、人を殺せば死刑になると思った」
大阪ミナミで二人を刺殺した通り魔はこう供述した。
「死にたかったら自分で死ねよ。人を巻き込まずに自己完結してほしい」
松井一郎大阪府知事は会見で上記の発言した。
この発言を取り上げて、あるマスコミがこんな記事にまとめた。
「行政のトップによる自殺容認とも受け取れる発言は、波紋を広げそうだ」と。
正論を正論として罷り通らせない病巣みたいなものがマスコミにはあるらしい。
もちろん憎むべきは無関係な命を奪ったクソ野郎には違いないのだが・・・。


2012.06.12 早よ捕まれ

毎朝、改札口に警官に立たれると落ち着かないことこのうえない。
オウムの逃亡犯が県内に潜伏していると疑われているので仕方がないか。
昔、宮崎事件で深川署の刑事が私を訪ねて職場にやってきたことがあった。
私の営業車が誘拐された東雲と、遺棄された宮沢湖で目撃されていたらしい。
そりゃ担当地区が江東区と埼玉県なのだからそういうこともあるだろう(怒)。
それからグリコ・森永事件の犯人に似ていると会社中から笑われたこともある。
キツネ目の似顔絵とスーパーの防犯カメラの写真が私にそっくりだというのだ(怒)。
このうえオウム捜査で職質など喰らうものなら、もはや三冠王ではないか(汗)。
もう面倒臭えからとっとと捕まってくれ。


2012.06.13 露出過多?

オウムの高橋克也が購入したとみられる青いキャリーバッグ。
何故、あんなものを警察はマスコミに公開したのだろう。
連日のようにあの青いバッグがメディアに露出する。
そして「高橋克也容疑者はバッグを処分した可能性があります」だと(阿呆)
菊地直子もそうだったが、まるで人相が違う手配写真も含めて、
何でもかんでも出せばいいってもんでもなかろうに。
それにしても今月に入って政治面も社会面もニュースが忙しい。


2012.06.14 笑わば・・・

昨日の西武ドームは石井一久相手に惨敗した。
嫌でもヤクルトにまったく歯が立たなかった時代を思い出す。
まったく覇気のないタイガースにテレビの前でイライラしていた私は、
「やっぱり俺が球場に行かねぇとダメか?」「俺が行ってたら勝ったのにな」
と、割とマジで思ってしまっていた。
とうとう精神回路に変調がきたし始めて来たか。
しかし今日の中継では見事な逆転勝利。ますます球場に行きたくなる。
あさっては千葉に行くが、おそらく球場に足を踏み入れた途端に、
「やっぱり負けそうな気がする」となってしまうのだろう。
何だか昔の阪神ファン気質に戻りつつあるのかもしれないが、
とりあえず一言。「あさって、天気にしておくれ~」


2012.06.15 ふざけるな!

阪急阪神ホールディングスの株主総会の場で、
城島、小林宏を「不良債権だ」と言い放った馬鹿野郎がいたらしい。
ネットや居酒屋で「不良債権」だと喚くのは仕方ないにしても、
新聞に載ることがわかっている総会の場でとなるとあまりにもタチが悪い。
確かに怪我や不振に喘ぐ高年俸の選手を批判したいのはわからんでもないし、
ただでさえ阪神ファンはプロ選手を下に見過ぎている傾向があるのだが、
株主だか虎キチだかは知らないが、「不良債権」はあまりにも愛がない。
そもそも親会社の株主総会で、球団の編成が遡上にあがる方がおかしいのだ。
とにかく、選手を金で判断する奴にロクなのがいた試しがない。
ぶざけるな、ボケ!


2012.06.16 やっと勝った・・・

球場にタイガース戦を観に行って、勝敗を気にするのはやめているが、
去年の夏の浜スタで引き分けて以来、殆ど勝ち試合には恵まれず、
改めて数えてみたら、公式戦1勝11敗2分けという成績。
しかも目下6連敗中。こりゃちょっと酷過ぎはしないだろうか。
そういえば「あとひとり」「あと一球」のコールも長いことご無沙汰だった。
雨の千葉で久々に勝つ。「あとひとり」コールもたっぷり五人の打者でやった(汗)
やっぱり勝利はいい。あまりの気分の良さに日比谷に寄って映画を観る。
生まれ年に作られた古い戦争映画が、また面白かった。
野球に勝って、面白い映画を観て帰る。
それって、なんか基本だよね。


2012.06.17 スマホ予約

北海道旅行のときからスマホが欲しくてたまらなくなっていた。
いや、通話とメールが殆どなので、要らないっちゃ要らないのだけど、
この先、二つ折りのガラケーから機種変となるとスマホになるだろうから、
今から慣れていた方がいいだろうし、スマホで試したいこともある。
どうせならワンセグもおサイフ、WiMAX、Wi-Fi、防水・防塵と全部入りがいい。
困ったことに一度欲しくなったら今すぐにでも手に入れたい性分が疼きまくり、
店頭に在庫しているものを買ってしまいそうになるが、
個人的に台湾製と韓国製はない。中国で作られていようと国産メーカーだ。
京セラと富士通の機種をどんだけ触りまくったことだろう。
散々迷った挙句にシャープのAQUOS PHONに予約を入れた。
買わなかっただけエライ。あと半月の発売をわくわくしながら待とうか。
これで電車の中で、乗客すべてがスマホの中で二つ折り携帯を出すときの、
あの妙な疎外感と気恥ずかしさから、やっと解放される。
って、スマホに乗り換える一番の理由はそれかいっ。
しかも二つ折りをいじるオッサンを誰が気にしているというのだろう。


2012.06.18 歩行ケータイは禁止にしろ

毎日の通勤、帰宅は渋谷―新宿―池袋という巨大ターミナルを経由する。
行き交う人ごみで溢れる駅構内でよく見かけるのが、
イヤホンで音楽を聴きながらケータイ画面を操作して歩く人たちだ。
もう完全に自分の世界に入ってしまって、公共のペースに合せようとしない。
人の流れに沿っているつもりで、前後、左右から人が飛び出してきても避けない。
エレベーターに乗ってもドアの開閉ボタンを押す気はなし。
発車ベルが鳴るホームの階段から人が駆け降りて来ようがまったくお構いなしだ。
目と耳が外界との接点を断っているのだからそうなってしまうのだろうが、
もう邪魔でしょうがないばかりか、彼らの無防備ぶりはどうなのだろう。
先日の事件ではないが、いつストレスの餌食にされるかわかったものではなく、
周囲から無言の顰蹙を買っている内はまだいいが、はっきりいって危な過ぎる。
歩行ケータイの禁止を鉄道会社も警察も真剣に考えた方がいいのではないか。


2012.06.19 暴風域

激しい雨が風に煽られて地面から吹き上がっていた。
改札口を出るとタクシーを待つ長蛇の列。
これは折りたたみ傘では手に負えないだろうと、
100円ショップでビニール傘を買って、アパートまで急ぐ。
何とか暴風をかわしながら歩くが、住処の100メートル手前で傘は崩壊。
ずぶ濡れで帰ると、激しく叩きつける風と雨で部屋が揺れるほどではないか。
被災地の仮設住宅は大丈夫だろうか。


2012.06.20 あーあ、見逃した

夏の終わりから秋にかけての台風一過は、一面の青空が清々しいものだが、
この時期の台風一過には一日中蒸されたような不快感に包まれる。
そんな中でも7月のイベントに向けて司会者と打ち合わせをし、
参加者名簿の作成や通常業務などで、いつの間にか夜10時を回っていた。
帰りの電車で携帯を眺めていて「あっちゃー」と思わず声が出そうになる。
井岡と八重樫のプロボクシング世界チャンピオン同士の統一選が今夜だったのだ。
辰吉と薬師寺の対戦以来のスーパーマッチだったはずなのに、見逃してしまうとは。
思うにWBAとWBCの世界王者同士が拳を交える滅多に見られない試合にしては、
主催者側のプロモーションが圧倒的に足りなかったのではないか。
もし明日のスポーツ紙の一面が原辰徳の女性問題だとしたら、
ボクシング界の低迷を嘆く以前に、マジでその新聞社の見識を疑うぞ。


2012.06.21 頑張れ!原辰徳

ずっと昔に若気の至りで浮気したってだけの話じゃないか。
手切れ金に一億払った?そりゃもう十分過ぎるくらいだ。
なかなか女とキレるのに一億は出せないぞ。
暴力団に支払った?暴追法の施行前だからなんの問題もないだろう。
だから、あえて警視庁の「暴力団追放」のポスターに出たのだ。
そこで「暴力団を恐れない、金を出さない、利用しない」と宣言したのは、
そういう過去を持つ男だからこそ説得力を持つのだ。
「責任問題に発展しそう」だ?もうそういう話はよそうじゃないか。
原辰徳よ、そんなことぐらいで辞めてはいけない。
君が監督を退いたらますます巨人は強くなってしまうじゃないか。


2012.06.22 習性

仕事は一人きりになってからの方が絶対にはかどる。
それはもう経験が教えてくれる。経験というか習性か。
気がつけば今夜も事務所の時計は21時を回っていた。
そろそろ帰るかなと、帰り際にタイガースの試合結果を実況板から覗く。
先日、ブログに千葉での観戦記を拙い文章でアップした。
タイトルは「復調はホンモノ?」とした。全然、ホンモノじゃなかった(汗)
・・・・・もしかするとこれがホンモノなのか。


2012.06.23 結局、政局

小沢一郎が民主党離脱の腹を固めたという。
こうなるとニュースの興味は、誰が抜け、それが何人になるかに向う。
「政局よりも政策」といわれながらも、最終的な出口には政局がある。
しかし民主の分裂模様を嬉々とした表情で会見した谷垣禎一は品がない。
曲がりなりにも3党合意を取りまとめた多少の義理はあるだろうに。


2012.06.24 小久保裕紀、2000本安打到達!

思えば2003年のホークスとの日本シリーズに、彼の姿はなかった。
華麗なる飛距離とガッツ溢れるプレースタイル。
そして類まれなるリーダーとしての資質。
しかし小久保裕紀は常に怪我との闘いのという括りで語られる。
ここに至るまで手術は8回に及ぶという苦難の日々。
2000本安打を達成ではなく、2000本安打に到達したと題した所以だ。
いろいろと遠回りもしただろうが、福岡で到達出来て本当に良かった。


2012.06.25 早いわっ

19時から21時の間に佐川から荷物が届くという。
お願いして職場をちょいと早めに上がらせてもらう。
ロマンスカーで弁当食った後、案の定、爆睡。
本厚木まで乗り過ごす。がび~ん
あっちゃ~と、慌てて戻るも郵便受けに不在通知が。
通知に書かれたドライバーの携帯にかけるも応答なし。
配達時間を見ると19:03とある。


2012.06.26 増税法案可決

あーあ、5000万のマンション買ったら500万払うのか。
・・・・・・なんてな。


2012.06.27 らせん?ループ?

会議の二本立てだ。
それでも通常業務は待ってくれない。
いや待ってくれないどころか倍付けでやってきた。
明日に持ち越してもいい仕事もあるだろうが、出来るだけ今日の内にやってしまう。
持ち越された仕事が明日待っていると思うだけでげんなりしてしまう。
朝、職場の机のやりかけの仕事を見た瞬間の「ぐだ~」とくるあの気分だ。
その一瞬の「ぐだ~」を避けたいために、なんの見返りのない残業になる。
しかも明日は明日で明後日に持ち越してもいい仕事がやって来ても、
やはり明日には明後日には持ち越したくないと思う自分がいるのだろう。


2012.06.28 金本知憲の快挙

2500本安打を達成した打者は歴代でも7人しかいない。
改めて大記録達成を称えたいと思うのだが、
この大記録が少しも大記録として響いてこない。
まあその理由は明白なのであえて書かないでおくが、
金本は今月だけでも2500試合出場、1500打点、球団本塁打タイと記録が続く。
何だろう、達成感よりも焦燥感ばかりが煽られていくこの感覚は。


2012.06.29 いわしの丸干し

定例の会議は中止になったものの、定例の飲み会はやる。
ホットプレートを持ち込んで魚を焼き、事務所中に煙が立ち込める中、
いわしを頭からかぶりつきながら缶ビールをあおる。
女子なし、メンバーの平均年齢は60を超え、一切の色気なし。
色気はないが公然ワイセツの話で大いに盛り上がる。
「いやぁ、こういう飲み会は月に一遍はやりましょうや」と盛り上る。
「そうですね」と、微妙なぎこちなさで返した私。


2012.06.30 明治神宮野球場

生まれて初めて行った球場が神宮球場だった。
それから随分とこの球場の形も変っていった。
確かスタンドのすべてはベンチ式だったように記憶している。
芝生だった外野スタンドに椅子が設けられたのは高校生の時だったか。
お世辞にも綺麗な球場ではない。
大正時代からの建造物である名残がそこかしこに確認できる。
ずっと昔からの大学野球の「聖地」なので、
プロ野球の試合が昼間に行われることは滅多にないのだが、
今日のような青空の下でのゲームの方が、この球場の伝統の重みが見える。
大概、苦い思いもさせられたが、歓喜の瞬間も胸に刻んでいる。
この球場は大好きだ。

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