■2015.02

日めくり 2015年02月(平成27年)         



2015.02.01 ・・・・・・・・・・・・ 最悪

朝起きたら後藤健二さん殺害のニュース。
画面に映し出される動画の映像。
あろうことか映像の続きをネットで見てしまった。
何たる冷酷、何たる非道、・・・絶対に許すまじ。


2015.02.02 ニュースでは

後藤健二さんの生前の人柄と、ジャーナリストとしての姿勢を振り返っていた。
殺戮者の凶刃の前に座らされた後藤さんがまばたきを使って、
「助けるな」「身捨てろ」とモールス信号で伝えていたという話しもある。
その信ぴょう性はともかく、きっと立派な人だったのだと思う。
しかし、こんな立派な人を殺害した奴はなお憎むべしとのロジックはどうなんだろう。
立派な人だろうがなんだろうが日本人が刃の犠牲になった事実は大きい。
後藤さんにはせび生還して、状況をありのまま伝えて欲しかった。
これから左から右から政府の対応や日本の危機管理体制の甘さが出で来よう。
それを今さら聞かされるのも憂鬱なのだが。


2015.02.03 恵方巻

♪おにはそと ふくはうち~
 ぱらっ ぱらっ ぱらっ ぱらっ まめのおと~
 おにはこっそり にげていく~
調べてみたら昭和初期に作られた童謡『まめまき』という歌らしい。
自分はまったく歌ったことはないのだが、はたして有名なのだろうか。
スーパーの食品売場で晩飯を物色中、エンドレスで流れていたので、覚えてしまった。
これを一日中聞かされた店員は蒲団に就いてからも頭から離れないだろう。
で、売れ残った恵方巻が200円引きで売っていたので、晩飯はこれでいいやと。
関西から伝わってきたというが、何で節分に太巻きを食べるのだろうか。
どうでもいいやと思いながらも、スマホの方位計アプリで西南西を確認。
でんぶの甘さが気になったが、ガブっといかせてもらった。


2015.02.04 午後5時の赤いビル

午後5時、仕事中にふと窓の外を見る。
夕焼けを正面から浴びているのだろうか、
交差点斜め向こうに建つビルが赤く染まっている。
1月も終わったあたりから日が長くなることを初めて知ったのだが、
50年以上も毎年「初めて知る」を繰り返しているのではないか。
ビルが「馬鹿だね」と呆れながら、ますます赤くなっている。


2015.02.05 ISIL

ヨルダンのパイロットの処刑はすでに行われていた。
集団監視の中で丸焼けにされたそうだ。
ヨルダンも拘束している死刑囚の女を即刻に処刑したらしい。
おそらく我々の視界からヨルダンは一気にフェードアウトしていくだろう。
もともとリシャウィ死刑囚は自爆テロの失敗者なのだから、
人質交換が成立したところで、彼女が奴らの下でずっと生き永らえるとは思えない。
そもそも“イスラム”でもなく“国”でもない集団なのだから、
そろそろ日本のメディアも奴らの呼称を替えればいいのにと思うのだが。


2015.02.06 C-PAP返却

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療器C-PAPを早々に返却した。
やはり無理なものは無理だった。
医師曰く「C-PAPを止める人に喫煙者の割合が高い」のだそうだ。
この先生は禁煙外来の権威でもあり、かの石原軍団全員を非喫煙者にした実績がある。
「私は禁煙を守らせるのではなく、卒煙のお手伝いをするだけ」という。
そもそも喫煙中毒は立派な病気であり、無理やり止めさせても効果は薄いのだという。
ここで一服したら気持ちがいい、、、という記憶を消すのに2年はかかるのだそうだ。
だから禁煙に挫折した患者さんを叱るのは絶対にダメで、
周囲も「だらしない」「意志が弱い」などと言ってはならないらしい。
タバコを止めないと血圧は絶対に下がらないが、結局は本人の意志。
「意志が固まったら改めて私のところへいらっしゃい」と。
先ずはC-PAPを挫折した負い目を克服することから始めるか。。。
と、スタート地点をかなり後ろに設定してみる。


2015.02.07 診察予定日

母親の脳外科の診察日は来週の14日土曜日だと思っていたのだが、
朝、念のため病院に電話で確認したところ14日は主治医が不在だという。
さらに翌週となると手元の薬が心許ないかも知れないと受付に話すと、
今日の昼までに来ていただければ何とか対応するとの返事。
これから実家に行って、病院まで車を走らせるとなると時間的にギリギリか。
早速、実家に電話を入れて、まだ寝ていた母親にそのことを伝えると、
「今から仕度をするから」となって、こっちも大慌てでアパートを飛び出した。
小走りで駅まで向かっている途中で実家から電話。
「先生にあげるつもりの海苔の佃煮が届いてないから、行かない」とのたまわる。
「うっせー!」と電話をブチ切ったのはいうまでもない。


2015.02.08 坂東9番~12番

関越道を北上して坂東三十三ヶ所観音霊場の9番から12番札所を回った。
生憎の雪と雨の中、納経時間は午後の4時まで。焦った焦った。
埼玉の山奥にそうは行けるものではなく、最後は時間延長を電話でお願いした。
まぁ車で回ってそれほどのご利益があるとは思えないが、
鎌倉時代から800年以上、まったく変更されることなく続く由緒ある巡礼だけに、
大型バスが乗り付けるような観光の寺とはまるで雰囲気が違う。
「南無阿弥陀仏」と書かれた幟を目印に、苔むした石段を駆け上がれば、
ご利益とは関係なく、800年間祈り続けられた重みに圧倒される。
こういうのを巡礼ハイとでもいうのだろうか。


2015.02.09 クソ寒っ

そもそも暦の上で秋の頃が一番クソ暑いのと同じで、
立春が過ぎた今頃は部屋にいても手がかじかむくらい寒い。
爆弾低気圧だの上空マイナス36度などと天気予報は脅してくるが、
絶対にタイツや股引は履くつもりはないはない。しかしちょっと恋しい。
日本海側の豪雪は本当に気の毒だが、あまりテレビでその映像を観ていたくない。
そうはいっても去年は駅のホームに雪が積もり、
わりと近めの東急沿線の駅の屋根が雪の重みで崩落したのだったか。
しかし、そんな去年の記憶よりも今の寒さが問題。
そこは「けっ、身体の中がつららだと思えば何ともねぇよ」
と、『網走番外地』の名台詞でも吐いて乗り切るとしようか。
この台詞、意外と寒さに効くのだ。


2015.02.10 お笑い

以前はM-1の予選やお笑いLIVEなどで劇場に足を運んだものだったが、
最近はこのジャンルにすっかり疎くなってしまった。
「笑い」を追いかけなくなったのは齢のせいもあるだろうが、
お笑い界全般に熱がなくなったこともあるのかもしれない。
いや『R1ぐらんぷり』を観ていると笑えることは笑える。
確かに優勝したじゅんいちダビッドソンの本田圭祐ネタは悪くなかった。
しかし去年のネタの方が練られていたように思う。
個性的な芸人ほど一発で終わる傾向があるのだろうが、
そんな一発芸人の候補が羅列されていることに息苦しさを感じてしまうのだ。
やっぱり齢なのだろうか。


2015.02.11 小田原の釜めし

映画を観終わったその足で小田原の坂東札所・第5番、飯泉観音勝福寺をまわる。
真面目な巡礼者のつもりなので(苦笑)、
坂東めぐりでは般若心経を唱えて帰るのだが、
その巡礼者のお楽しみは駅前の釜めし屋。
もうかれこれ30年近いファンではある。
ふと駅前に見ると何か違和感。そうか丸井が取り壊されているのか。
デパートなどない方が城下町の駅前らしくていいかもしれない。
しかし釜めし屋ごと無くなっていたら大変だと案ずるも、
「相州鳥ぎん」の看板を見つけてほっとする。
ここの鳥釜めしはシンプルに鳥そぼろのみ。
ほんのり沁みた出汁におこげのアンサンブルがたまらない。
昔は大盛りを食べてお腹一杯大満足で店を出たものだが、
今は大盛りに串焼き4本つけても少々物足りなく感じる。
多分量は減っていない。確実に20代の頃より腹に収める容量が増えている。
旨いのだから仕方がない。炊き上がるまで時間がかかるから串4本も仕方がない。
まして小田原なんてそうは行かないのだから、ここはひとつ勘弁願いたい。
などと、真面目な巡礼者は思うのであった。


2015.02.12 洗濯機三連発

夏と違って洗濯物の量が減るのをいいことに、しばらく洗濯をサボっていた。
当然の帰結として洗濯物がど~んと溜まってしまう。
いや、洗濯物が溜まるのはまだいい。問題は着替えの下着がないこと。
無精者ゆえ、洗濯済みの下着や靴下は畳んで箪笥にしまうことなく、
部屋に洗濯ピンチに吊るしてあるものから調達しているのだが、
ぶら下がっている靴下を掻きわけてみるとパンツが一枚しかない。
そもそも靴下とパンツの数があまりに違うのも問題で、
同数とはいわないが、多少のバランスは考えた方がいいのかもしれない。
とにかくパンツの連チャン履きはないので、洗濯のため一切の寄り道なしで帰宅。
アパートの取り決めである9時までに洗濯機を回さなければならない。
洗濯かごからパンツだけより分けるのも面倒なので、
溜まった洗濯ものを一気に洗ってしまうことにした。幸い、しばらく天気が続く。
洗濯機を回す間にチャーハン食って、スーパーで予備のパンツを購入。
結局、洗濯機を三度回して一斉に寒空に干す。
もう夜露・朝露に濡れようが知ったことでない。


2015.02.13 中島みゆきのLIVE映画

中島さんの2年前のコンサート「縁会」の映画版を観てきた。
場所はコンサートがあった東京国際フォーラムから程近い丸の内ピカデリー。
おそらくDVDで発売済みのLIVE映像と同じ内容で、2500円という強気の入場料金。
もっとも入場料を半額にしたところで、観客が倍に増えることはなかろうから、
わざわざ映画館まで足を運ぶのは中島さんのファンたちなのだろう。
ファンなら2500円払っても観に来るだろうという興行側の思惑がミエミエで、
カモにされてるようで少々シャクに障り、実は映画館に行かどうか迷っていた。
結局、ファンの悲しい性で、大画面、高音響の謳い文句に誘われてしまった。
それでも始まってしまえば、国際フォーラムの三階席では味わえない良さが満載。
中島さんの張りつめた表情、マイクを握る手の力加減まで見て取れる。
改めて観ると「縁会」はセットリストの良さもあり、最高のコンサートだったと思う。
こうやってファンは「良かった~」となって映画館を出る。
客席のほとんどが「いかにも」な、おじさん、おばさんばかりだったが、
中高年だってリッチなファンばかりじゃないんだぜ、っことを知ってもらいたい。


2015.02.14 ようやく

NHKが「過激派組織IS= イスラミックステート」と呼称を改めた。
ただ政府は「ISIL」とするなど混乱はあるようだ。
呼称変更は大賛成だが、早急に統一すべきだろう。
脱法ドラッグが危険ドラッグにすんなりと変わったように。


2015.02.15 赤鬼の死

ウィレム・ルスカの訃報が飛び込んできた。
といっても、海の向こうの現役でもない老齢の格闘家の死去に対して、
「惜しい」だの「残念」だの「寂しい」などとはいわない。
多分、ルスカのことなど何十年も思い出さずにいたのだから。
ただそこに、中学生の自分が現れるので胸がざわつくのだ。


2015.02.16 文芸坐の高倉健・追悼上映始まる

「さらば健さん! 銀幕に刻んだ男の生き様 追悼 高倉健」
昨日から池袋の新文芸坐で始まった。
健サン、文太の顔がちらつかない日はないという毎日だが、
先ず健サンの追悼上映会には行ける限り行こうと思っている。
仕事帰りに2本立ては正直しんどいが、何せ今はぶり返した青春の真っただ中。
高校時代は『緋牡丹博徒』の5本立てオールナイトの明けに昭和館で3本観た。
『日本侠客伝』5本立てオールナイトを観た足で早朝草野球に参戦したこともある。
そう、青春とは意味なく馬鹿馬鹿しいことに体を張るもの。
それらと比べれば別に大したことはない。


2015.02.17 年上目線から見る高倉健

若き日の陽気で溌剌とした健サンは嫌いではない。
『恋と太陽とギャング』を観ていて、瞼が薄くて軽い健サンもいいものだと思った。
実に饒舌に軽口をたたく健サンの瑞々しさを観ていると、
その後の義理に縛られた任侠ヒーローが少々痛々しくも思えてしまう。
「残侠伝」も「侠客伝」もシリーズを重ねるごとに瞼が重くなっていった。
今回の文芸坐の上映会は俳優・高倉健の瞼が重くなっていく過程を観るようなものか。


2015.02.18 本当に犯人なのか?

今年は阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件から20年の節目を迎えるのだが、
同じ年に八王子のスーパーで起こった「ナンペイ事件」も忘れられない事件ではある。
若い女性3人を縛り後頭部へ銃弾を発射して射殺。
あまりの無慈悲な手口に日本中が震撼した。
絶対に未解決には出来ない刑事事件として「世田谷一家殺人事件」と双璧だろう。
20年間様々な容疑者が浮上しては消えていったが、ここで新たな展開を迎えた。
粘着テープから採取した指紋が、十年前に病死した男の指紋と酷似しているという。
やや頼りない新展開だが、話が表に出た以上、もう少し何らかの根拠があるのだろう。
病死した男が犯人であれと願うのもおかしな話だが、とにかく解決してもらいたい。


2015.02.19 ひたすら世情に疎く

アパート-職場-映画館-アパートの毎日だが、
こういう毎日となると途端に世情の動向に疎くなる。
日々のトップニュースはウクライナと親ロシア派の戦闘か、
ISをめぐるシリア、ヨルダン、エジプトの空爆か、
春節を迎えた中国人観光客が押し寄せて「爆買い」の話題か、
それとも国会での安倍政権への質疑応答の模様などだろうか。
ちらっとニュースを見ると大体こんな感じだが、
この間に東シナ海での中国船籍の領海侵犯はなかったのだろうか。
今はニュースで報じないことは無いことと同じらしい。
何だかメディアまで世情に疎くなっているような気がしてならない。


2015.02.20 週末は目を休める

通勤でスマホ見て、仕事で映像を8時間観て、仕事が終わったら健サンの2本立て。
帰宅したらしたで寝つくまでパソコンをやっているのだがら、目の酷使は半端ない。
ということで週末は映画はなし。「番外地」「残侠伝」「侠客伝」はパス。
むしろ『飢餓海峡』から続いている、任侠映画以前の健サンが何とも楽しい。
いや、もともと健サンの陽気でやんちゃな芝居は凄い好きだった。
不器用であっても、ストイックでも無口でもなく、何らかの贖罪を背負ってもいない。
悪漢相手に正義のパンチを見舞う金田一耕助をはじめ、フリーダムな風来坊「健」。
そして東映東京撮影所の大部屋俳優たちの若き日々も楽しんでいる。
室田日出男、潮健児、関山耕司、今井健二、日野孝司、大前均、八名信夫。
学生時代に顔よりも先にクレジットの名前から憶えた役者たち。
ネットなどない時代、彼らの顔と名前を一致させるのにどれだけ苦労したことか。


2015.02.21 新井サンも頑張れ!

今、黒田フィーバーで湧いている広島カープのキャンプ。
20億の年俸を蹴って広島に帰ってきた男気が大いに喧伝されているが、
40歳のベテランに4億を提示したカープも実に大したものだと思うのだ。
阪神・井川、中日・川上、巨人・上原と絶対エースがいた頃のセ・リーグ。
そんな“エースの時代”の2005年に最多勝を上げたのが黒田だった。
そしてその年にカープ不動の四番として本塁打王に輝いたのが新井貴浩。
まさに投打の両輪としてカープに君臨していた二人(チームは最下位・・・)。
熱烈大歓迎で迎えられた黒田と比べ、新井さんの復帰にはやや冷淡な空気を感じる。
一度はスタンドで「頼むぞ新井ーー!!」と声援を飛ばした縁だ。
マツダと甲子園で特大の一発を放てば、新井さんを取り巻く空気は一掃する。
そしてその時、さん付けを止めて「クソ新井の野郎」と呼ばせてもらおう。


2015.02.22 確定申告

カバンの底から自宅、職場の引き出しをあさって領収書を掻き集める。
昨年は入院もあり医療費に15万ほどかかったので、医療控除の対象になるのだ。
まったく20代から30代まで医者にかかったことが無かったので、嘆息ものではある。
今の申告は職員のサポートを受けながら自分でパソコンに入力しなければならず、
そんなものに障ったこともない年金生活の年寄りにはとても無理な話。
ならば両親と一緒に申告してしまえとなって一家で税務課に出向くことになった。
せめて1割程度は戻ってくると踏んでいたのだが、
結局、15万円分の領収書でたったの2900円。
ガソリン代と高速代と駐車代をかけ、車中での両親の罵り合いを聞かされた挙げ句、
2900円とは、、、まったく間尺に合わん仕事をしたもんだ。


2015.02.23 久々に堪能、マキノ節

長年、見逃して続けてきたマキノ雅弘監督作品『侠骨一代』をやっと観た。
こうして諦めていた映画に出会えるのが「追悼上映」というものなのか。
『侠骨一代』は任侠映画の括りだが、健サンの主人公はやくざではない。
そういったイナセな男気で魅せるのはマキノ独壇場の世界観だ。
共演は藤純子。断言すれば純子さんが相手ではない健サンの任侠ものは全部ダメ。
この映画で純子さんは主人公の母親と枕芸者の二役を演じているが、
母性と女とが行き戻りする機微を実にものの見事に表現している。
そう健サンと純子さんが画面に収まった場の空気感にどれだけ魅了されてきたことか。
この映画、マキノと着流し任侠もののイメージで京都撮影所だと思い込んでいたが、
どうも取り巻きの面々が京都陣営ではないなと思ったら、東京撮影所作品だった。
因みに『昭和残侠伝』シリーズもすべて東京作品だ。
練馬大泉の東映東京撮影所には昔、仕事で何度か訪れたことがあるが、
それと知ってれば、どこかに花田秀次郎の残り香を探したはずだった。
東映やくざ映画通を自認してきたが、意外と今更知ることも少なくない。
久々に堪能した正調マキノ節があまりにも気持ち良かったため、
もう一本の『日本侠客伝・刃』は観ずに文芸坐を出た。小沢茂弘、許されよ。


2015.02.24 夕刊フジ

中国人観光客が旧正月で大挙して来日してきたのを見定めたかのように、
せこい中国バッシングを見出しで展開する「夕刊フジ」。
安倍晋三ではないが「結果的には日本をおとしめている」としか思えない。
中国人に失礼というより、日本人としてみっともないこと甚だしい。
ではこの夕刊紙に本気で中韓を向こうに回す気概なんてあるのだろうか。
「いや、我々なんて所詮はマスコミの底辺で蠢いているだけなんで、お気にせずに」
こんな下卑た薄笑いが聞こえてきそうではないか。


2015.02.25 健サンとの六夜が終わる

ほぼ毎回、客同士の何らかの悶着が起きていた池袋新文芸坐の最終回。
シネコンでは味わえない小屋の雰囲気に懐かしさを感じながら、
やはり任侠映画は暗闇に身を沈めてスクリーンで観てナンボだと強く思った。
さて、ひとまず高倉健の追悼上映が終わった。
いや、まだ上映中ではあるのだが、東映時代の未見作は全部観たので勝手に終了。
既見作といっても30年も観ていなければ未見のようなものなのだが、
仕事帰りに2本立ては、悲しいかなこちらの体力が持たない。
遅い帰宅なら風呂に入ってとっとと寝床に就けばいいのだろうが、
映画の余韻をそのまま引き摺って夜っ引いてしまうので、翌朝6時の起床が辛い。
それでもって今度は3月に菅原文太の追悼上映が始まる。
仕事に多少の支障は出ようとも(笑)、旅の予定があろうとも頑張らなければ。
その前に改めて健サンに「素敵な夜をありがとう」の一言を。
そして「また近いうちにお目にかかれたら」と。


2015.02.26 ウィリアム王子来日

エリザベス女王が来日した1975年は大変な盛り上がりだった。
新幹線で京都に向かう女王夫妻の様子など、当時のニュース映像はよく憶えている。
それから10年余りして皇太子夫妻が来日。日本国中がダイアナ・フィーバーに湧いた。
今でも神宮球場から青山通りを歩く時、ここでパレードがあったことを思い出す。
それと比べるとこの度のウィリアム王子の来日の何たる地味なことか。
まず来日当日にニュースで来日を知った。ニュースの扱いも3番目くらいだったか。
やはり野郎(失礼)の単身来日では華がなさすぎるということか。


2015.02.27 川崎の中一殺害事件

監視カメラに映っていたのは河原に向かう4人と、帰っていく3人だった。
気のせいではなく今年に入ってから嫌なニュースが多い。
川崎区の多摩川沿いで13歳の少年が殺害された事件。
それにしても何とも理解不能な事件ではある。
集団リンチ致死事件自体は過去に何度も耳にしたが、
今までは集団心理がエスカレートした末の撲殺というイメージだったのが、
今回のは刃物による致命傷というむき出しの殺意を感じる。
さらに被害者の少年も「殺されるかもしれない」と自覚していたフシがある。
逮捕されたのは主犯格と思われる18歳の少年の他、17歳が2名。
殺意が昂じて実行に至るには「憎悪」「復讐」が考えられるのだが、
まだあどけなさが残る中一の少年に対し「憎悪」「復讐」など抱くものだろうか。
一体、18歳が13歳を殺害するのに、どんなストーリーを当てはめればよいのだろう。


2015.02.28 三行の映画評

今まで「映画観賞記録」としいていたページを、
三行の映画評」?に名称を変更した。
三行といっても閲覧環境によって三行以上で表示したりするのだが、
あくまでも基準は自分のPCの表示による(Windows7.0 IE)
ただ、それだけのこと。以上(笑)
・・・・・・・・・・・・・
もともと三行の短文としたのは、筆不精になって長文がしんどいのと、
それでいて油断するとダラダラ長文となる癖があって、
結局、中途半端になって放置されることを防ぎたいだけのこと。
そもそもあの程度で「映画観賞記録」はおこがましかった。
ということで暇なときに「◆三行の映画評」?を覗いてください。
このHPでは数少ないまともに稼働しているページなので(笑)。

                           

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