■2009.06

日めくり 2009年06月(平成21年)         


2009.06.01 オナカ・イ・タ・イ

憂歌団にこんなタイトルの曲があった。
朝、出勤前に激しいP〜に見舞われて、参った。
もともと下痢か便秘かといわれれば圧倒的に前者なのだが、
これは男が普通そんな感じで、女は後者が多いのではないかとテレビでいっていた。
しかし私の場合は月曜日にそうなる確立が高いような気がする。
月も替わって、そろそろ食べ物の扱いに注意しなければならないか。
さて、「ろくがつ」と文字をケータイに打って変換を押すと、
「ごがつ」より少なかった。
「初春の候」「向暑の候」「向夏の候」「麦秋の候」「短夜の候」。
「麦秋」で6月など小津安二郎の映画を観ていないとわからないのではないか。
「短夜」は「みじかよ」と読む。睡眠時間をしっかり取らないとまたP〜になるかも。


2009.06.02 モスキート爆撃隊

3日前くらいから腕や腿を蚊に食われていた。
何度か飛んでいるところを見つけたのだが、そのつど空しく拍手を打つのみ。
完全に動体視力が鈍っている。
とうとうパチンと仕留めてやったのだが、手に大量の血がついていた。
一体どんだけ血を吸われていたことか。
これほど我が血で肥えて動きが鈍くなっていたのだから捕えて当たり前。
…1点差で負けたようなもんだ。


2009.06.03 電撃朝仕度

ケータイのアラームは5分置きのスヌーズにしながら、
6:30 中島みゆきの着ボイス「おはよ〜朝ですよ、おはよ〜早く起きてください〜」。
6:45 映画「ニューシネマ・パラダイス」のテーマ(エンニオ・モリコーネ)。
7:00 朝ドラ「ちりとてちん」メインテーマ。という順番に設定しているが、
早い話がスヌーズなので6:30からは鳴りっぱなし。
今朝は「ちりとてちん」を3回までやり過ごして7時15分まで寝床から起きられず。
しかし7時30分には電車の座席に腰をかけていた。
夜のうちに靴下、Yシャツは枕元に。すばやく着替えると、顔だけ洗って出発。
「消防士か俺は」みたいな出動ぶりだが、因みに歯磨きとトイレは職場にて。
とても毎朝はやってられん。


2009.06.04 ピザ

ピザなのか、ピッツァなんだかよくわからないが、帰宅前に急に食べたくなった。
なにかを食べたいと思ったら、途中下車だろうがなんだろうが速攻で欲望を満たす。
あんまりいいことじゃないのだけど、夕べは回転寿司で今日がピザ。
ストレスが溜まってきているんではなかろうか?


2009.06.05 一発回答

池袋で飲み会。初対面の偉い人はいつも自分の経歴を事細かに説明する。
生きてきたバックボーンが違いすぎるので仕方ないにしても、
こちとら売上げと利益のために砂を噛む思いで生きてきた。
酔いも寸止めにして大手町回りで座って帰る。
先ほどSKY-Aのタイガース戦録画中継を観終わった。
飲み会よりもブラゼルの一発回答で今日という日を締めるとしようか


2009.06.06 宵闇迫れば

出る杭は打たれる。しかし出過ぎた杭は打たれない。
ずっとこんな信条で仕事をしてきたつもりだった。
とはいえ、そんなに難しい話ではなく、結局は信頼なのだ。
かったるい話を聞かせてくる相手と仕事は出来ない。
信頼関係を築けそうもない相手なら不義理だろうがなんだろうが手を引く。
ついこの間まで、そんな考えだったことを懐かしみながらビールを飲み干す。


2009.06.07 今にして思えば…

前職を引き払ったのが去年の10月15日。
新しい職場に就いたのが10月21日。たった5日間の失業期間だった。
この5日間は愛宕山のNHKに『ちりとてちん』プロデューサーの講演を聴きに行き、
大阪に2泊して虎友たちと野球を観たり、飲んだり、お茶会をしたりしながら、
不足なく楽しい時間を過ごしたのだが、時間を詰め過ぎて少々慌しかった。
テレビの旅番組で温泉や渓流などを観ていると、少々後悔してくる。
ひと月くらいのブランクを設け、ゆっくり命の洗濯をしてもよかった。
あの頃は貧乏暇なしが身についていて、5日間も休めれば十分だと思っていたのだ。
近くのスーパー銭湯の露天に浸かりながら、旅への欲求をつのらせた昼下がりなり。


2009.06.08 ソフトボール大会

先日の飲み会で突如プランが盛り上がったソフトボール大会。
ひそかにグラブを新調しようかとネットで検索していたりもするのだが、
連絡が回ってきて、使用出来るグランドの日程がわかった。
なんと8月8日。参加できないではないか。
ガチで日程が決まっているのは年間で何日もないのに、運のないこと。
ソフトボールでいいから白球を追いたかったのだが…。


2009.06.09 大声

明日からの西武ドームは行くのを断念した。
プレーボールにはかなり遅刻するだろうし、帰宅する頃にはおそらく0時を回る。
これで久々に大声出して発散する機会が週末まで伸びた。
車通勤の頃は意味なくデカイ声でわめきながらハンドルを握っていたものだった。
口が重くなると何やら心も閉じてくるから困りものだ。


2009.06.10 採血

ついこの間、保険の更新で検診したばかりなのに、結果が手元にないために、
また治験のために採血。あの血管を指で探られる瞬間はいつも気色悪い。
いつだったか、左腕を探られたのに看護師は「あれ?」と首を傾げ、
ではと、右腕を差し出すと、また首を傾げられ、
結局、手の甲の血管に針を刺させた。「勘弁してくれ!」てなものだ。
今日、そのときのことを話すと「何で見つけられなかったのでしょうね?」と、
いとも簡単に15CCを採血された。こういうのも運なのだろう。
ところで気になったのは、高校以来、初めて身長が176.5センチを割り込んだこと。
測り方によって多少の誤差はあるにしても全盛期が177センチあったのだから、
確実に骨格が歪んでいるのかもしれない。


2009.06.11 無言

職場近くのコンビニに入り、カウンターの店員と目が合う。
こちらが財布から290円を出すのと、店員がハイライトを差し出すのがほぼ同時。
代金を払い、一礼する店員からハイライトを受け取って店を出る。
その間、全くの無言。愛想のない客と愛想のない店員。
でも大都会の流儀ぽくて気分は悪くない。


2009.06.12 サーベイランス

サッカー日本代表がオーストラリア入り。
本来は颯爽とした絵になるべきところだろうが、全員がマスク姿。
新型インフルが南半球で猛威を奮い、WHOはついにフェーズ6にランクを上げた。
WHOは冷静な対応を呼びかけるが、ならばランクなど上げなければいい。
ところが、あれほど大騒ぎしていた一ヶ月前と違い、今はトップニュースでは扱わない。
相変わらず国内感染者は増えているようだが、街からマスク姿は消えている。
舛添要一は「サーベイランスを徹底する」というコメント。
相変わらず「フェーズ」「パンデミック」「サーベイランス」と、
耳慣れない新語ばかりが飛び交っている。


2009.06.13 茫然自失

三沢光晴死去。


2009.06.14 差異

千葉での連敗の帰りしなにプロレスファンでもあるポン友たちにメールを打つ。
帰ってきた返事はどれも胸が締めつけられるものだった。
彼らは武道館に通っていた日々に時間を戻し、静かに冥福を祈っていた。
それなのに自分は球場でメガホンを叩いていたとは。
三沢光晴を哀悼する気持ちは変わらないのだが、やや温度差を感じて胸がチクリとした。


2009.06.15 アポイントメント

電話の向こうから懐かしい声。担当を引継ぎでから20年以上経つか。
以前、営業で自宅に訪問したとき見かけた小さな娘さんも既に嫁いだという。
また仕事の依頼でお邪魔するためアポイントメントをとる。
同じ業界をうろつきながら、また戻れることを嬉しく思う。


2009.06.16 緊張

仕事先からどえらいクレームがあって、職場に行ったらものものしい雰囲気。
相当なミスが出た疑いがあるとのこと。あろうことかその当事者がワタクシ。
冷や汗もので検証した結果、こちらに不備がないことがわかり胸を撫で下ろす。
…なんなんだ、この妙に懐かしい感覚は(笑)。


2009.06.17 鹿肉とガツとビール

デスクのモニターやキーボードを片付け、そこにビール、焼酎が並び、
狩猟で仕留めた鹿肉を焼き、昼休みに職員が浅草まで買い出したガツをつつく。
ガツとは豚だか牛の胃袋をボイルしてピリ辛のタレで和えたもの。
鹿肉もガツも旨かったが、とにかく皆、ビールのピッチが早い。
職場を出た後の池袋の立ち飲みでは昨日の出来事でテンションが上がりまくり、
中ジョッキが次々と運ばれ、必要以上にテーブルに並ぶ。
今夜のお題目は「慰労会」とのことだが、まったく胃を慰めても労わってもいない。


2009.06.18 親不孝者なり

先日、千葉マリンスタジアムで観戦中に実家からケータイに着信。
後からかけ直そうと思いつつ、そのまま忘れてしまって4日が経っていた。
どうせ母親が愚痴のひとつでも聞かせるつもりだろうと、昼休みに電話。
電話に出たのは留守番していた父親。
「お母さん、今、病院で胃カメラ飲んでるよ。帰ったら電話あったと伝えとく」
何かあったのか気になるも、何かあったらケータイ鳴らしてくるだろうとも思う。
薄情度40%、臆病度60%くらいだろうか。


2009.06.19 古参・新参

池袋のホテルで開かれた総会の後、懇親会に参加する。
最上階から臨む都会のパノラマは霞がかっていた。
今はお迎えする立場になったが、数年前なら逆になっていたかもしれない。
歴史のある業界ではないが、それなりに時も経過した。
風上から風下まで、四半世紀をこの業界で生きてきたが、
古参と新参が並ぶと、迫力がまるで違うことがわかる。
汚したことのない手が、立食パーティの食事を漁ると妙に苛立たしくなるのだ。


2009.06.20 疲れてる

文庫本を一冊読み終わり、ぐた〜と横になる。
運動不足が深刻になると、むしろ身体が疲れやすくなっているのがわかる。
ネットを眺めていたら“「相棒」の監督死去”との記事。
TVデレクターかと思ったら長谷部安春のことだった。
カツドウ屋が人生の最後までメガホンをとっていたのだから本望か。
それにしても私は何でこんなに疲れているのだろう…。


2009.06.21 風呂の栓

バスタブにお湯を溜め、しばらくして浴室に入った途端、「お湯がねぇ!」
こんなことが月に一度は起こるようになった。
要するにゴムの栓が痛み、お湯が排水口から漏れていたわけだ。
そこでバスタブの栓を買いに行く。1280円、思ったよりも高い。
バスタブの栓を買う予定のある方に忠告しておこう。
型番をメモって出掛けるだけではダメ。現物を外して持って行くべし。
当然、チェーンの長さも考慮しなくてはならない。
さらにバスタブの栓は格段によくなっている。二重の水止め効果機能付き!
使い込んでいるなと思ったら気分一新で交換してみるのもいいだろう。
いやはや生まれて初めての買い物は勉強になるものだ。


2009.06.22 外回り

半年以上ぶりに外回りをさせてもらった。
先方に提案するというレベルには程遠いものだったが、
相手の話しをじっと聞き、こちらの話もじっと聞いてもらうというやり取りは久しぶり。
少々、日常の何気なくありふれた会話に慣れすぎていたことを感じる。
真剣勝負をたまにやらないと毎日が緩くなるのは確かだろう。
以前は、胃をキリキリさせることくらい不健康なものはないと思っていたのだが。


2009.06.23 仕事帰りに映画

こういう映画の見方は随分と久々のこと。
銀座に勤めていた20年くらい前はよくやっていた。
やはり平日を幾通りのパターンで過ごすのは贅沢な気分だ。
しかし最終回レイトで1200円では20年前と変わらないのは凄いことかも。


2009.06.24 眠られん、眠い!

急激に温度と湿度が上がったのか、午前3時に寝苦しさで眼が覚める。
今年もそんなことが始まるのかと思うとうんざりする。
夏は寝苦しさとの戦いなのだが、そのツケが仕事中に来る。
去年までは外回りに紛れてどさくさで仮眠がとれた。
たった15分ほど落ちれば何とかなるのだが、今はそれが出来にくい。
まったく、眠られん、眠い!なんて書く日記くらい情けないものはないのだが。


2009.06.25 点眼薬

多少具合が悪くなっても、殆ど薬は使わない。
そもそも今まで薬が劇的に効いてくるのを体感した経験がない。
確かに使った途端にテキメンに効く薬のほうが問題なのかも知れないが、
その点、先日、処方された目薬は有難い。
まず差した瞬間に眼のコンディションがわかるのがいい。
疲れていれば沁みるし、そうでないもないときは眼球の潤いが心地よい。
それでも目薬の差し方がド下手なのは小学校のときから変わらないのだけど。


2009.06.26 マイケル・ジャクソン死去

朝に番組で「心肺機能停止のまま病院に搬送」までは知っていたが、
職場に到着してネットを立ち上げると死亡確認のニュース。
夜のテレビでは有名な『スリラー』のPVをノーカットで放送していた。
80年代。ビデオグラムが市場を賑わしていた頃の象徴のような映像で、
あの頃のレコード店(!)の店頭のモニターディスプレイに躍動していた姿を思い出す。
ただ『スリラー』のプロモってそんなに面白いだろうか。
ジョン・ランディスの演出にキレがない。当時から思っていたことをまた思った。
出来るなら3Dでなくてもいいので『キャプテンEO』をノーカットでもう一度観たい。


2009.06.27 宝くじ

連番とバラをそれぞれ1セットづつ買ったドリームジャンボで5等一万円が当たった。
それでもって昨日はしゃぶしゃぶ、今日は魚が旨い居酒屋で食いまくってやった。
食い物だけに費やす一万円は結構使いでがある。たらふく食って大満足。
しばらくしてから、元手に6千円かかっていたことに気がついた(汗)


2009.06.28 必死のパッチ

「必死のパッチ」なんて言葉はタイガースファン以外には通じないかもしれない。
それでいいのだ。タイガースファンだってよくわかっていないのだから(笑)。
関本はよく打った。サンテレビの中継陣は劇的なサヨナラを見事に盛り上げた。
シーズンの流れやら、他球場の結果やらはどうでもいい。
その日の試合に勝った負けたで大騒ぎするのが純粋な野球の楽しみ方じゃないのか。
何度球場に足を運ぼうともその日の試合を二度と再現することは出来ない。
いつだって一期一会なのだ。


2009.06.29 モスキート音

若年齢層にしか聴き取れないというモスキート音。
街頭実験で不快音に耳を塞ぐ若者たちと、きょとんとする中高年のキャップが面白い。
そのモスキート音発生器を公園に設置し、たむろう若者たちの撃退を狙うという。
具体的な公園名をテレビで宣伝していた足立区の職員は正気だったのか?
最初にこのニュースを見たときから「馬っ鹿じゃないか?ルンバ」と思った。
案の定、興味本位の若者が当公園に殺到し、公衆便所が破壊された。
昔、あまりにも虫が多くて店頭に殺虫灯をつけたら、
それに呼び誘われた虫が大量に終結して往生させられたことを思い出す。


2009.06.30 納税

今は住んでもいないし、とくに横浜市に何か施しを受けた記憶はないのだが、
住民税を全期分で一括納入した。昔あった一括割引が廃止されたのが恨めしい。
しかし、コンビニ支払いで、無愛想に店判を押されて終わり。
便利なのは結構だが、税務署で会釈されながら払った方が血税という実感は湧く。

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