■2013.11
日めくり 2013年11月(平成25年) ◄►
2013.11.01 切腹せぇ
山本太郎参議院議員が天皇陛下に書面を渡した問題で、
「脱原発」を信念に支持を集めた男として、ついに玉砕に出たかと思っていた。
ぺいぺいのお城付きが朝廷に上申する以上、当然、腹を切る覚悟に違いないと。
ところが議員辞職は否定。単なる無知で失礼な馬鹿者だったということか。
別に「皇室の政治利用」などのお題目を唱えるつもりはないが、
少なくとも、また「脱原発」にいらんレッテルが貼られたのは間違いない。
2013.11.02 籠ってぐだぐた
昨日の送別会の酒も残って、もやもやした気分でもあったし、
点検に出していた車が戻ってくるのが夜だというので、部屋に籠っていた。
録り貯めていた『ちりとてちん』に号泣し(恥)
Yahoo!のドラマ掲示板で再燃した掲示板を読んで熱くなり(呆)
あとはここに「楽天、日本一!」のタイトルを記すのみだった・・・
152キロの剛速球で高橋由伸を空振りさせた160球目は田中将大の意地だったか。
追い詰められた楽天だが、明日はどちらも総力戦だ。
絶対に原辰徳に「東北のファンの皆さん、ありがとう」なんて叫ばせてはならない。
2013.11.03 楽天、日本一!
ドラマチックすぎる大団円は、チト度が過ぎて面喰ってしまうほどだった。
とにもかくにも星野仙一が宙を舞い、Kスタ宮城は感涙のフィナーレに包まれた。
則本、美馬、銀次、岡島、藤田・・・名前は知っていたが顔は知らなかった男たち。
本当に彼らの勇姿はしかと脳裏に刻みこまれた。素晴らしい。
東北楽天ゴールデンイーグルス、東北のファンたち、日本一おめでとう。
それにつけても胴上げのマウンドに登場した田中将大。
確かにすべてを背負うのがエースというものだろうが、
すべてをひとりで背負い込もうとする傲慢さもエースのメンタリティなのか。
ローテーションの柱だけではエースと呼べないことをマー君には見せつけられた。
ある意味、田中将大の自作自演ドラマの第一章が完結したのかもしれない。
お立ち台の不敵な面構えに、「通過点」の3文字が見え隠れしたような気がする。
2013.11.04 雨の大師様
両親を車に乗せて川崎大師に厄除けに行くつもりだったが、生憎の雨。
結局、親父を留守番に残して母親と出掛けることになった。
時節柄、七五三参りの家族づれがあちらこちらに。
母親から「あんたのときは私が洋服を作ってあげたんだよ」といわれ、
確かにおしゃれな恰好をさせられたのが嫌で、ぐずっていたのは憶えている。
あの頃からずっと母親はお仕着せがましく、それにずっと反発してきた。
記念写真の邪魔しちゃならないと、「よっこらしょ」と場所をかえる母親。
その視線の先に、千歳飴の袋を抱えている子とおじいちゃんとおばあちゃんの姿。
反発も大概にしておくもんだと、傘の下で見て見ぬふりを決め込むのだが、
きっと「親不孝者め」とお不動さんに睨まれていたかもしれない。
2013.11.05 小泉純一郎の脱原発論
自分の大嫌いなクソ評論家がポピュリズムだと揶揄していたが、
別に今さら小泉純一郎が大衆に迎合する必要などないわけで、
一連の「脱原発」発言はそれなりの意味はあるのではないかと思う。
どう聞いても「安易な脱原発発言は無責任」という批判に対して、
「処分の目途がないのに原発を推進する方が無責任」は断然説得力がある。
いや、この程度のことは反原発派の誰もが言ってきたのだろうが、
もともと変な色のついている人間が叫べば叫ぶほど世論の半分は逃げてきた。
そこに、この国の原発議論の何とも知れない閉塞感がある。
自分はずっと、原発をイデオロギーで語るな、損得で考えろと言ってきた。
小泉発言の面白いのは、イデオロギー抜きで原発を語っているからではないのか。
「化石燃料がどれだけ貿易赤字を膨らませ、財政を圧迫していることか」
「最後は電気料金に上乗せされて、家計に跳ね返ってきますよ」
今はそんな脅し文句もすっかり定番化して耳タコだが、
アメリカのシェールガスやらロシアの天然ガスやらで補填は可能だろう。
それらで繋いで再生自然エネルギーの開発で世界をリードすればいい。
自分は何よりテロを恐れる。
ミサイルを撃ち込まなくても、電源を奪えばお終りだというのがバレてしまった。
そのテロへの備えが全国50何か所の原発に担保されているのだろうか。
おそらくそれは絶対にないだろう。
保守論者が原発推進派でなくてはならない風潮には苛々させられてきたが、
小泉純一郎の脱原発論が、そのチンケな風潮に風穴を開けることを期待したい。
2013.11.06 猪木は猪木であって、猪木以外の何者でもない
アントニオ猪木の訪朝が物議を醸しているようで、
ウチの職場でも「とんでもない野郎だ」と評判が宜しくない。
所属する日本維新の会では橋下徹も頭を抱える始末だが、
元々、猪木という男は徹底的にフリーランスな男。
お利口さんは時代を創るのが役目、時代を変えるのは馬鹿の役目。
猪木は国会と北朝鮮を相手にプロレスをやっている。
好き勝手にやらしておけばいいのだ。
もしかしたら面白いことをやってのけるかもしれないぞ。
・・・くれぐれも山本太郎と一緒にしないように。
2013.11.07 介護認定調査
親父が要介護認定のため調査員の訪問を受けたので、仕事を半休して立ち会った。
さすがにベテランの調査員、耳が遠い爺いでもわかるようにはっきりした声で尋ねる。
発声方法は非常に参考になった。しかしその質問の内容が・・・
「物をどこかに置き忘れ、いつまでも探したりしていることはありますか?」
「人の名前が出てこないことが多くなっていませんか?」
「日付や曜日がわからなくなることがありませんか?」
・・・自分も申請するか、介護認定。
2013.11.08 コーヒーバリスタ
いつ運転することになるやもしれないので、なるべく酒は避けている日々。
ならばせめてコーヒーぐらいは気軽に楽しもうということで、
楽天の優勝セールでネスカフェのコーヒーバリスタを購入した。
このマシン一台でラテもカプチーノもエスプレッソも簡単に作れる。
まぁ所詮はゴールドブレンドのアレンジなので味の程度はそこそこか。
しかしお湯を沸かさずとも瞬時にコーヒーが飲めるのは有難い。
誤算といえはアパートの狭っくるしいキッチンに思いのほかデカかったことか。
2013.11.09 人生いろいろ
重いようで実に軽い。
20代の頃に聴いたとき、なんだか変な歌だなと思った。
実際、島倉千代子もフリつきで軽快に唄っていたのではなかったか。
彼女の訃報に際し、波瀾万丈の人生が報じられて改めて歌詞に目を落とす。
別に画期的なフレーズを用いているわけではないが、すごいと思った。
軽いのだけど薄っぺらくない。重くはないのだけど厚みがある。
考えてみれば人それぞれの一生に重いも軽いもあるものか。
でも、もしかしたら最期のとき、おのれの人生の厚みを自問するのかもしれない。
人生いろいろだもの。
2013.11.10 杞憂
とくに根拠はなくとも、なんとなく嫌な予感がしていたので、
先日の健康診断の際、オプションで前立腺がんの追加検査を受けていた。
その診断結果が郵送されてきた。結果はシロ。
さすがに今ここで斃れる訳にはいかねぇよな。
2013.11.11 トライアウト
毎年の恒例として、プロ野球がオフになったら完全にスイッチを切る。
衛星放送も解約し、契約更改のアップもダウンもまったく興味がなく、
まして来季への夢が先走り、暴走するデイリーの記事なんかは読まない。
しかしトライアウトのニュースにはつい目がいってしまう。
戦力外となったベテラン、中堅や燻っている野球選手たちが最後の舞台に立つ。
ある者は再起の舞台と定め、ある者はここを死に場所とする。
いずれにしても納得出来ない男たちが、人生の納得を白球に託すわけだ。
残るも人生、去るも人生。これほどの濃密な人間ドラマは滅多にない。
2013.11.12 レイテ島
レイテ島といえば太平洋戦争で世界海戦史上最大の激戦となった地だ。
生還率は僅か3%。8万人以上の日本兵が、戦死し、病や飢えで全滅した。
そんな過酷な島の歴史に再び悲劇が見舞うことになるとは・・・。
最大瞬間風速90メートル?信じられない台風がフィリピンを襲った。
被害の中心となったレイテは家屋の崩壊、食糧不足、感染症も深刻だという。
何でも赤十字は一万人の遺体袋を用意しているのだそうだ。
これ以上、惨禍が拡がらぬよう、英霊たちの御霊に願うしかないのか。
いやいや、こういう時こそ早急に自衛隊が飛び立つべきだろう。
2013.11.13 冬ボーナス、バブル期以来の伸び
冬のボーナス妥結額の第1回集計が発表された。
伸び率は1959年の調査開始後、バブル期の90年に次ぐ水準。
なかでも自動車が13.02%増の91万5818円と過去最高の伸び率を記録。
ほうか、それはええことじゃな。
ところで、それらはどこの国の話なのかのぉ?
2013.11.14 メニュー虚偽表示問題
先月末に阪急阪神ホテルズの食品偽装問題について書いた。
その時は「阪神」の名がついた企業がしょーもないことすな!と思ったものだが、
それをきっかけに「みんなで赤信号渡れ!」と、もはや山の賑わいだ。
むしろ社長辞任に追い込まれた阪急阪神ホテルズが貧乏くじを引いたとさえ思う。
いくら表現を誤魔化しても明らかに「誤表記」ではなく「偽装」。
薄々恐れていたとはいえ、ここまで食材偽装が常態化されているとは思わなかった。
世界に日本の食の信頼を誇示していたことが、情けないというか恥ずかしい限り。
駄作の映画を傑作として宣伝するのとは訳が違うのだ。
そもそも複数産地のコシヒカリを混ぜて「国内産コシヒカリ100%」と表示し、
函館近海で獲ったマグロをわざわざ大間に卸して「大間の本マグロ」とするなど、
そういうさもしいことの数々が食の信頼を落とす温床になっているのではないか。
2013.11.15 トーキョー迷子
単調な日常に渇いていたのかもしれない。
新宿の喧騒を揺らす風、久々にそんなものに吹かれてみたくなった。
花園神社に連なる屋台の列、満艦飾に飾られた熊手。今夜は二の酉。
立ち上る熱気にあてられるまま、逃げるように地下鉄で六本木へ。
ヒルズから臨むタワーのイルミネーションが、秋の冷たい風に震えている。
六丁目の交差点で立ち往生。アマンドピンクの看板がどうにも行く先を迷わせる。
雑踏のようであり、整然とした往来のようでもあり、
7割は年下で、八割はおそらく自分より金持ちなのだろう。
この街は耐えがたいほどに他人でありすぎる。
ようやく勝手知ったる青山通りに出て灰皿探し。
そういえば今季、神宮球場に足を運んだのは一度きりだったか。
2013.11.16 鎌倉札所めぐり
鎌倉駅周辺の札所をめぐる。
ご利益のあるなしは別にして、札所めぐりには決定的にいいことがある。
とにかく歩くこと、歩けることだ。
仏塔を前に、抹香に包まれた菩薩に迎えられるとスーと疲れが溶けていく。
帰宅してから、距離測定アプリでルートを辿ると9キロ歩いていた。
さらに寺社には石段が多いので、距離プラスで負荷もかかる。
さすがに小町通りの店先を覗いているとき足が釣りそうになった。
健康のためにやってるわけではないが、寝ていて足が釣るよりはマシだろう。
2013.11.17 この切羽詰った感
実家に帰ると父も母も家も至る所が切羽詰っているように思う。
椅子やテーブルはガタがきているし、調度品は埃をかぶっている。
洗面所のタオル掛けは片方が外れ、天井には蜘蛛の巣が張る。
冷蔵庫には大量の食材。始末すればいいものを同じものが買い足される。
そしてあるものは賞味期限が切れ、ラップに包まれ冷凍庫へと移されていく。
父も母も常に何かを失くし、何かを探している。
探し物をした分だけ台所が散らかってくる。
その内、何を探していたのかわからなくなったなどという。
実家に「帰る」とはいうが「戻る」とはいえない。
せめて、アパートへ「帰る」とはいわずに「行く」という。
本音は「逃げる」なのだろうけど。
2013.11.18 いよいよ「神の一週間」
徒然亭の一門がようやく集結して、師匠の面前に現れる。
ここから土曜日の落語会までの一週間は「神の週」だ。
BSプレミアム朝7時15分から再放送中の『ちりとてちん』。
最近はとうとう放送を追い越してDVDで先走っているが、
毎日これが一番の心の拠り所になっている。
再放送の朝ドラにここまで没頭していいのか?いいんだよ。
なんたって「神の週」なんだから。
2013.11.19 秋眠
電車に乗って、たまたま早いうちから座れたりすると、
ケツから暖房が効いてきて、簡単に眠くなってしまう。
今日一日をまとめれば「眠い」の一言なのだが、
それを書くと、起きながら惰眠を貪っているようで何とも情けなく、
そんな眠い中で唯一頭がシャンとするのは『ちりとてちん』観ている間だけで、
だからといって、また「ちりとて」を語るのも何だしということで、
母親に「誕生日おめでとう」とでも書いておくとしよう。
2013.11.20 なんでやねん
同僚の150キロの巨漢に検診結果で負けた。
2013.11.21 中島みゆき「夜会」劇場版
個人的にはここ数年、晩秋から初秋にかけては中島みゆきの季節だ。
今年も12月に『夜会』の舞台に出掛ける予定なのだが、
それに先駆け、一昨年の『夜会VOL.17 2/2」がスクリーンで上映された。
まぁLIVEで味わった演目なのだから、わざわざ映画館で観る必要はないのだが、
赤坂ACTシアターの後方から、表情は想像するしかなかったので、
果たして想像通りだったのか興味があった。
カットやアップが駆使された中で躍動する中島さん。悪くなかった。
とにかく中島みゆきのLIVEが、年の瀬の風物詩であり続けて欲しいと願うのみか。
2013.11.22 ブルーシート
ある時は屋根が崩落した家屋を覆うため、
ある時は運び出される遺体を隠すため、
殺人事件の現場や検証場面でもよく目にするもの。
ブルーシートが映りこむニュース映像にはやりきれないものがある。
平成7年の春に新幹線の窓から見たブルーシートの家々が忘れられない。
ニュースでは、避難住民の帰還が検討される福島の飯館村の様子を映し出すが、
除染で削り取られた汚染土が、ブルーシートに包まれて小山のように点在している。
そもそも、あんなシートで放射線を遮断出来ているものだろうか。
もの言わぬブルーシートが悲しみと怒りと無念を語っているようだった。
2013.11.23 酒三昧の職員旅行
池袋に朝8時半集合で、奥鬼怒川の川治温泉行きのバスに乗る。
同僚のおじさんたちの目的はとにかく酒しかないようで、
日本酒、ビール、焼酎はもちろん、白菜を漬け、乾き物を大量に用意している。
聞けば前職では到着前に酔いつぶれ、宴会に出てこない者が続出するのだという。
そういう人たちとの一泊旅行はどんなものか、密かに慄いてもいた。
まずバス会社から飲食禁止と釘を刺されたにも関わらず、
隠れ飲みして最後部座席の面々だけで軽く一升が空く。
その真ん中に座ってしまった身としては朝っぱらから「げっぷ」だ。
観光もなく、入浴もそこそこに旅館に着いたら本格的に飲み始めるのだが、
こちらは適当に水を飲んだり大量にお茶で割ってやり過ごし、
皆が風呂に行っている間、スマホで「ちりとてちん」の掲示板を覗いて号泣(呆)
その後はコンパニオンを呼んで宴会、部屋に集まって二次会と酒宴が延々と続く。
何んなんだろ、この人たちの飲むことへの一途さは。。。
二次会の締めで、さすがに疲れたから翌朝の特急で帰ろうという話になったが、
疲れたもなにも、、、山を散策して歩いたわけでもなく、飲んでいただけではないか。
2013.11.24 浅草七福神めぐり
東武特急「きぬ」は昼過ぎに浅草に到着。
解散となった途端、ひとりの解放感がふつふつと湧き上がって、
浅草寺を皮切りに七福神めぐりをやってみた。
夕方まで歩き通しでクタクタになったものの、おかげで酒気はふき飛んだ。
七福神めぐりをやるとなると浅草中を歩くことになる。
外国人観光客で賑わう雷門、仲見世通り。
花屋敷のジェットコースターから聞える嬌声。
昔から浅草には殆ど六区の映画街しか用はなかったが、
今は映画・演劇の聖地としての六区の面影は消えてしまって寂しい限り。
隅田川の向こうにそびえている東京スカイツリーがどこまでも着いてくる。
あの『緋牡丹博徒・お竜参上』の屈指の名場面となった今戸橋。
純子と文太が別れた橋は、今はプレートに名だけが残って埋め立てられていた。
♪今日の~仕事はつらかった あとは焼酎を呷るだけ
ひと頃のドヤ街のイメージとは一新した山谷の簡易旅館街。
今や外国人バックパッカーに大人気なのだそうだ。
吉原大門を抜けると視界には軒を連ねるソープランドしか映らなくなるが、
今どきの客引きたちは、ただ黙って立っているだけなのが面白い。
興味をそそられたのが、吉原神社に遊郭の今昔の解説があり、
遊女たちの悲哀を一身に背負ったような観音像の美しさが際立っていた。
合羽橋の道具街。厨房用品や食品サンプルは眺めるだけで楽しくなる。
どこもかしこも今度はゆっくり訪ねてみようと思わせてくれた。
・・・ソープは除いとこうか(爆)
なんだかよく解らない職員旅行だったが、
勤労できることを感謝する日にはなったのかもしれない。
2013.11.25 大気不安定
ちょうどNHK『プロフェッショナル~仕事の流儀』を観ながら、
佐藤オオキのデザイン力に関心していた最中、暴風が窓を叩きつけてきた。
NHKは本編画像を縮小し、外枠に「関東、大気不安定」の字幕を入れる。
県内はただ今、暴風警報発令中。小田原では停電も起きているらしい。
強い南風は寒気を吹き飛ばしてくれるので有難くはあるが、
秋田の土砂崩れといい、このところの極端な気象はどうしたことだろう。
温暖化による潮位の上昇がフィリピンに大規模災害をもたらした。
その猛威が東京湾に向かうことも十分に想定されるのだという。
地震や富士山大噴火だけではなく、高潮まで心配しなくてはならないのか。
そうはいいながら、穏やかな好天の日にはそんな心配はしなくなる。
運転を見合わせていた鉄道も動き始め、明日は綺麗な秋晴れらしい。
天災は忘れた頃にやってくるというが、我々も天災を忘れたふりでやり過ごす。
2013.11.26 仕事も山の賑わい
ド暇ぶっこいていた職場に、さる事情から大手取引先が戻ってきた。
一気に仕事の嵩が増す。あっという間にてんやわんやだ。
忙しくなると気分も荒れてくる。そのとばっちりも来た。
敬愛する先輩からとばっちりを喰らうのは辛いが、
湧いてきた仕事はこなさなければならない。
非営利団体ゆえ、それで給料が上がるわけでもないのが気に入らんが。
2013.11.27 股関節ガッタガタ
咳が止まらない。下を向くと鼻水が垂れてくる。身体の節々が痛い。
これって風邪?多分、鉄板で風邪でしょう。
熱はない、食欲は健在、タバコもまぁ旨い。マスクをすれば通勤も大丈夫か。
それにしても、股関節の痛みは何とかならんものだろうか。
これは実は風邪をひく前から痛かった。思い当たるフシもある。
職員旅行だ。何せバス移動と風呂以外はずっと胡坐をかいて酒を飲んでいた。
自分は昔から胡坐が苦手だった。股関節が固いのだろう。
「膝をくずして楽にしてください」といわれて楽になったことなどない。
いつも正座を斜めにくずした態勢をとるから、よくカマっぽいといわれる。
むしろ胡坐なら正座の方が楽かもしれない。
開脚など夢のまた夢。四つに踏ん張ることすらままならないが、
股関節は柔らかい方がいいのは解る。親父をみればよく解る。
近い将来の怪我防止のため、寝る前は必ずストレッチをしようと、
ここに書き止めておくが、ここに書いたもので継続しているもなどひとつもない。
2013.11.28 拡大解釈
自分でもよくない傾向だと思うのだが、、、
連日ニュースで報道される特定秘密保護法の問題。
マスコミが煽るほど、まったく関心が湧いてこない。
そもそも自分がそんなものに関わる可能性はゼロだろうし、
法案の対象が防衛・外交・特定有害活動・テロリズムに限られるというなら、
別にそれで構わないと思ってしまうのだ。
恣意的に運用される危険性や、国民の知る権利が蹂躙されること、
無関心が後々に取り返しのつかない事態を招くという論理は解る。
こと表現の自由に関することなら、有川浩が『図書館戦争』で描いた通りだろう。
しかし上記の国家機密がダダ漏れされる方がよほど困るのではないか。
拡大解釈を常に畏れるのだが、反駁する理論の根っこだって拡大解釈ではないか。
2013.11.29 粉雪は忘れ薬
咳、鼻水、鼻づまりの真っ最中。
我ながら草若師匠、もとい渡瀬恒彦みたいな声になって内心気に入っている。
単なる鼻声だが苦も無く低音が出るのがいい。声だけは治らなくていいかも(笑)
熱が出ないのと食欲も健在なので医者へは行かず、市販の風邪薬を飲んでいる。
薬にも好みがあるもので、自分は錠剤ではなく顆粒が好きだ。
口の中に残った粉がコーヒーをとても不味くさせるのもまた一興で、
良薬、口に苦し。薬を服しているんだぜ、という実感いい。
そういえば紙に包まれた薬はすっかり見なくなった。
薬包紙を開いて、三角にして粉薬を口に流し込むのが懐かしい。
自分が錠剤ではなく顆粒を好むのは、その懐かしさの名残なのかもしれない。
尚、表題は中島みゆきの名曲。本文とは一応関係ございません。
2013.11.30 認定
かねてより申請していた両親の介護認定の通知が実家に届いていた。
要介護かと思いきや、要支援1と認定されていた。
別に重度の認定を期待して、その特典にあやかるつもりはないのだが、
喜んでいいものなのか、評価の程度に不満を持つべきなのか複雑な思いだ。
とにもかくにも初めの一歩が踏み出されたと自覚すべきだろう。
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